車に潜む夏バテリスクを回避する3つの対策
真夏の車内は非常に高温
帰省、海水浴、お祭り…。
夏は車で出かける機会も増える季節です。
しかし、夏バテや熱中症の危険も隠れています。
真夏の車内に潜む危険と対策
危険
- エアコンを切るとすぐ高温になる
- エアコンをかけてても直射日光で高温に
対策
- 日差しを避ける工夫
- 換気してから乗る
- こまめに水分補給
エアコンを切るとすぐ高温になる
JAFが行った車内温度に関するデータがあります。
真夏の炎天下で、車両条件の違いで温度が変わるか調べています。
結果は「エアコン作動」の車両以外は全て高温になるというものでした。
エアコンをかけていない車内温度は40℃を超え、最高57℃まで上昇しています。
エアコンをかけてても直射日光で高温に
先ほどのJAFユーザーテストを見ると、「エアコン作動」の車もダッシュボード最高温度は61℃にまでなっています。
冷房が効いているため気づきにくいですが、知らず知らずのうちに発汗しやすい状況になっているのです。
そのまま長時間車内にいると脱水状態となるおそれがあります。
日差しを避ける工夫
停車時は日陰を選ぶ
まずは直射日光を避ける事が第一です。
買い物に出かける際には多少お店が遠くなっても地下・屋根のある駐車場に停める。
屋根がなければ木や建物の陰になる場所を選ぶようにしましょう。
カーフィルムを貼る
いくら日陰に駐車しても、運転中は日向に出ざるを得ませんよね。
カーフィルムを貼って日差しを遮りましょう。
普段使っている駐車場に日陰がない方には特におすすめです。
ただし、フロントガラス・運転席・助手席は可視光線透過率が70%未満になってはいけませんのでご注意を。
くわしくはこちらのページをご参照ください。
透明であっても熱を遮るフィルムもあります。
効果は下記のとおりです。
試してみる価値はありそうですね!
換気してから乗る
運転を始める前にドアを開けっ放しにしてエアコンをかけ、こもった空気を逃がします。
また、出発後もエアコンが効くまでは窓を開けて車内を冷やすようにしましょう。
こまめに水分補給
先程述べたように、エアコンが効いている車内であっても脱水のおそれがあります。
こまめに水分を取るようにしましょう。
最後に
今回紹介している対策は、ちょっとしたことが多いと思いますので是非実践してみてください!
暑さに負けず、車で素敵な夏の思い出を作りたいですね♪