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五性(寒性・涼性・平性・温性・熱性)まとめ

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漢方・薬膳では「体を温める食べ物と、体を冷やす食べ物がある」という考え方があります。

これが五性です。

今まで紹介してきたそれぞれの性質のまとめと、私なりの考察を述べていきたいと思います。

五性(寒性・涼性・平性・温性・熱性)のまとめですよ~

五性とは?効能

涼性・寒性

体の熱を冷ます性質を持つ。
夏が旬、または南国の食材が多い。

温性・熱性

体を内側から温める性質を持つ。
冬が旬、、または北国の食材が多い。

平性

涼・寒性、温・熱性のいずれでもないもの。
穏やかなな性質を持ち、滋養強壮に効果あり。

ざっくりでOK

五性の分類が異なることがある

五性につていはざっくりと性質を理解し、普段の食生活で気にかける程度でOKです。
あまり神経質になる必要はありません。

五性の分類は資料によって若干変わるからです。

牛肉を「平性」と分類しています。
【食物は5つの性質 五性】 食養生とは|食養生.com 健康食や食生活改善の情報をお届け。漢方や健康茶、健康食品もご紹介!

上のサイトの場合、牛肉は平性とされています。

牛肉を「温性・熱性」と分類しています。
漢方 - 姫路の病院 西川クリニック[眼科・漢方アレルギー科・漢方眼科]

ところがこちらのサイトでは牛肉を温性・熱性と分類しています。

このように、分類がアッチとコッチで違う!ということがちょいちょいあります。

広大な中国で、数千年の歴史を経て臨床医学の結果が、様々な本となっているので、中には違う分類もあります。例えば、《ミョウガ》はカラダを冷やす[涼]に分類している文献が多いですが、中には生姜科なので[温]としているものもあります。
五性(ごせい)とは|薬膳用語の説明|カラダに優しいご飯選びなら薬膳実践生活

基本は旬の食材。温度が気になったら五性を意識する

暑い夏に旬のものは涼性・寒性。寒い冬に旬だと温性・熱性。
基本的には旬のものを食べるようにしていれば問題ありません。

「夏のクーラーで体が冷えている」などのように、その季節とは逆の温度に悩まされたときには五性を意識しましょう。
この場合は「温性・熱性」の食材を積極的に摂る!といった具合です。

【考察】五性をゆるく取り入れ、健康な生活を送る

前述のとおり、旬の食材がその季節にあった性質を持っています。
普段は「季節のものが体にいい」ということだけ頭にあればOKです。

自然はうまく出来ていますね。

夏なのに冷える夏冷えなどで困ったときには、五性を活用して対処しましょう。
※あまりに症状がひどければ医療機関を利用してください。

ゆる~く、ざっくりと五性を取り入れて、元気に毎日を過ごしていきたいですね!

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